クラウドとはいったい何か、どんなメリットがあるのか。

ブログアフィリエイトを行う上で、知っておいたほうがよい、コンピュータ関連の用語を説明しています。今回は、クラウド(cloud)です。

 

「クラウド」という言葉単体で出てくることもあるし、クラウドコンピューティング、クラウドサービス、クラウドストレージといった言葉でも使われます。

 

はたしてこのクラウドとはいったい何でしょうか?クラウドは英語の「雲」という意味ですが、なぜクラウドサービスは雲のサービスなのでしょうか?

 

超初心者向けにできるだけわかりやすく説明し、代表的なサービスを紹介します。

 

 

クラウドはどこともしれない雲の彼方

 

クラウドが何であるのか知らなくても、多くの人はすでにクラウドサービスを使っています。

 

GメールやYahooメールなどブラウザを使ってアクセスするメールサービスを利用していたり、インスタグラムやFacebookに写真をアップしたりしていませんか?

 

Googleのカレンダーを使っていませんか?

 

これらは全てクラウドサービスです。

 

インターネットをするためにはプロバイダと契約しなければなりません。

 

昔はプロバイダからメールアドレスをもらい、プロバイダの用意したサーバー(ネットワーク)を使って、メールを送るのがふつうでした。

 

メールを送るために、Outlook Express(アウトルックエクスプレス)やThunderbird(サンダーバード)というメールを送受信する専門のソフトウエア(メーラーと呼ばれます)を自分のパソコンにダウンロード(自分のパソコンに入れること)していたと思います。

 

こうしたメーラーを使って受信したメールは自分のパソコンの中にあります。送信したメールの控えも自分のパソコンの中にあります。

 

送信に使っているサーバー(ネットワーク)は、自分が契約したプロバイダの用意したサーバーです。

 

「メールはここにあるし、送るのに使ったサーバーはあそこにあるんだ」とちゃんとわかります。

 

では、Gメールで受け取ったメールっていったいどこにあるのでしょうか?

 

電子メールなんだから、どこかのサーバーにあるはずですが、それがどこかは自分にはさっぱりわかりません。

 

どこにあるのかわからないけど、ログインさえすれば、自分のメールはいつもそこにあり、検索すればさっと見つけられます。

 

自分で削除しない限り、なくなったりしません。

 

このように、いったいどこにあって、誰が管理しているのかさっぱりわからないのに、ログインさえすれば、いつでもユーザーが用を足せるサービスをクラウドサービスといいます。

 

自分のデータをどこか遠くのサーバーに入れておくのです。

 

ここではない、どこか。雲の彼方にあるから、クラウドサービスなんだ、と考えるとわかりやすいと思います。

 

こうしたサービスをクラウドと名付けたのは、Googleの元CEOであるエリック・シュミットさんである、と言われています。

 

エンジニアがネットワークの絵を描くとき、よく雲の形で表していたからだとか。

 

ここにはないし、どこにあるのかわからないけど、どこか遠くのほうにあるのがクラウドなのです。

 

クラウドサービスの特徴

 

クラウドサービスにはこんな特徴があります。

 

1.どこにあるのかわからない

 

先に書きましたが、いったい自分の情報がどこにあるのかわからない、というのはクラウドの大きな特徴です。

 

どこのサーバーにあるのかわからないし、誰が管理しているのかわからないし、いったいどういうふうに管理されているのかもわかりません。

 

ですが、ユーザーにとってはそんなことは知らなくても全く問題ありません。

 

もしクラウドでなく、自分のパソコン(これをローカルといいます)に情報(データ)を入れておくなら、どこにあるのかわかるし、誰が管理しているかわかるし(通常自分です)、どんなふうに管理しているのかもわかるはずです。

 

しかし、自分で管理していると、探すのがかえって大変になったりします。

 

2.セルフサービス

 

Gメールのメールを見るのも、Googleフォトに入っている写真をダウンロードするのも、インスタグラムに写真を投稿するのも、全部セルフサービスです。

 

システム管理者に電話で頼んだりする必要はありません。

 

自分で該当のサービスを提供しているサイトにアクセスし、ログインすれば、目当てのデータにさっと行きつくことができます。

 

3.どこからでも(どんなデバイスからでも)アクセスできる

 

クラウドはどこにあるのかわかりませんが、インターネットに接続していれば、いつでもどこからでも何からでもアクセスできます。

 

自分の家のパソコンにメールや書類のデータを入れていた場合、そのパソコンを立ち上げないと、該当のデータにアクセスできません。

 

家に置いてあるのですから、外出先からは、自分のパソコンの中身は見えません。

 

ところがクラウドはどこか遠い雲の彼方なので、べつに自分のパソコンからでなくても、会社のパソコンからでも、スマホからでも中身を見ることができます。

 

インターネット上にあるので、どのデバイス(端末。パソコンとかスマホとかタブレットなど)からでもアクセスできるのです。

 

この点がピンとこず、損をしている人がたくさんいます。

 

以前、風花初芽の購入者さん(海外在住)からこんな相談をもらいました。

 

自宅のデスクトップに風花初芽が入っているが、日本に一時帰国するさいに、ノートパソコンを持っていきたい。ノートパソコンで風花初芽を見るにはどうしたらいいか、という質問です。

 

この場合は、風花初芽のデータをクラウドに入れておけば、解決します。

 

そこで私は、「どこかクラウドにデータ(テキストなど)を入れておけば、どのディバイスからも参照できます。Dropboxはどうでしょうか?」

 

こう返事を書きました。

 

※Dropbox(ドロップボックス)については後述します。

 

しかし、相談者さんには、私の言った意味がさっぱりわからなかったようなのです。

 

この方から、メールに風花初芽を添付して自分にメールしてうまく移動できた、とお便りをいただきました。
ふだんよく写真を添付してデスクトップからノートパソコンに移動させているようです。
それも1つの手なのですが、すべてクラウドに入れておけば、自宅のデスクトップからだろうが、スマホからだろうが、ネットカフェからだろうが、友だちのタブレットからだろうが、インターネットに接続さえしていれば、どこからでも自分のデータにアクセスできます。

 

クラウドサービスのメリット

 

クラウドサービスを使うメリットはたくさんあります。ここではユーザーにとってのメリットをあげます。

 

1.どのデバイスからでも接続できる

 

特徴に書きましたが、ネットに接続していれば、いつでもどこでもアクセスできます。

 

家や会社、出先から自分の書類を作成したり、作成した書類をお客さにんに見てもらったり、といった仕事が簡単にできます。

 

2.共同で仕事ができる

 

クラウドにあるデータには誰でもアクセスできるので、Googleドキュメントなど、書類をグループで作ったりすることができます。

 

Facebookやインスタで大勢の人に写真をシェアできるのもクラウドサービスだからです。

 

大きな容量のファイルの受け渡しもクラウドサービスを使えば簡単です。

 

3.いつも最新のソフトウエアを使える

 

自分のパソコンにアウトルックエクスプレスを入れていると、自分で管理しなければなりません。

 

パソコンに入れたり(インストールしたり)、出したり(アンインストールしたり)、最新版にしたり(アップデート)したりということを全部で自分でする必要があります。

 

ところが、どこで誰が管理しているのかわからないクラウドサービスは、むこうが勝手に最新版にアップデートしてくれます。

 

ある日、ログインすると、前と仕様が変わってる、と思うかもしれませんが、それはむこうがアップデートしたからです。

 

前と変わってると、ちょっととまどうかもしれませんが、誰かが日々の管理を全部やってくれているのはとても楽ちんです。

 

4.パソコンの中がすっきりする

 

データをすべてクラウドに入れておけば、わざわざ自分で持つ必要はないので、自分のパソコンの中身が減ります。

 

私はすべてのデータをクラウドに入れており、ローカルだけに保存しているものはいっさいありません。

 

メールソフトは使っておらず、Gメールばかりです。プロバイダからもらったメールアドレスも使っていますが、すべてGメールに転送しています。

 

書類もGoogleドキュメントで作っているので、お高いマイクロソフトオフィスは持っておりません。まあ、今はマイクロソフトオンラインというクラウドサービスがあり、機能制限版を無料で使えますが。

 

写真も、Googleフォトに入れており、自分のパソコンやiPhoneには残していません。

 

自分のパソコンに入れているのは、最低限のアプリケーションソフト(いろいろ仕事をするために使うソフト)と今使っている仕事の書類だけ。

 

こうしておくと、別にパソコンの中身をバックアップする必要はないし、パソコンを買い替えても、すぐに仕事ができます。

 

5.必要な時に必要な分だけ利用できる

 

クラウドに自分のデータを保存したいときは、必要な保存スペース(容量)を使うだけですみます。

 

少ない容量なら無料で充分まかなえます。
データの量が多いなら、有料になりますが、今はそんなに高くありません。ただ、毎月の課金なので、サービスを頼むときは、年間でいくらになるのか考えたほうがいいかもしれません。

 

またマイクロソフトオンラインのようにオフィスの製品をべつに買わなくても、必要なことをちょっとだけWebで使うことができたりします。

 

6.データを安全に保存できる

 

クラウドサービスは安全なのか、という意見があります。

 

自分の大事な写真や書類が、雲の彼方にあるのですから、心配する気持ちはわかります。

 

しかし、私は自分のパソコンの中に置いておくよりクラウドに保存したほうが安全だと考えています。

 

すべてのデータは暗号化されているので、クラウドサービス会社の従業員でも、人の物にアクセスできません。

 

クラウドサービスを提供している会社は、データがなくならないように、予算を大量に投入しています。私などよりよほどしっかりとデータ管理を行っています。

 

地震や津波、戦争の爆撃があっても大丈夫なように、複数の大陸のサーバーでバックアップをとっています。

 

「でもハッキングされるんじゃないの?」と心配する人がいるかもしれません。

 

ハッキングに関しても、クラウドサービスは万全の対策をしています。Dropboxには、毎日セキュリティについてだけ考えているチームがあります。

 

そもそも、毎日パソコンやスマホでインターネットに接続していれば、自分のパソコンの中身をハッキングされる可能性だって充分あります。

 

よけいな物は何も入れておかないほうが安全です。

 

私はインターネットを利用している以上、自分の秘密が全世界にもれてもしかたがない、と考えています。

 

もちろん、Facebookには最低限の個人情報しか入れない、という自衛策はとっています。

 

クラウドサービスのデメリット

 

オンラインでしか利用できない

 

クラウドサービスの最大のデメリットは、インターネットに接続していなければアクセスできない、ということです。

 

オンラインじゃないとだめなのです。まあ、インターネット上で使えるからこそクラウドになりうるのですから、これは仕方がありません。

 

その人のネット環境によっては、動作が遅かったり、うまくつながらない、なんてことが起きます。

 

自分のネット環境が今いちだとストレスたまります(私のネット環境はあまりよくありません)。

 

もちろん、停電のときは、クラウドサービスにアクセスできません。

 

私の住んでいるところは、あるときふっと数分停電することがあります。何かのメンテナンスをしているのだと思います。

 

そんなとき、「電気がないとブロガーは何も仕事ができないな」と思います。

 

私は、今やっている仕事の書類などはオフラインにも置いてます。

 

次に書きますが、Dropboxは、ローカル(自分のパソコン)にあるフォルダに書類を入れておけば、オンラインでもオフラインでも見られるので便利です。

 

毎月課金だとかえって高いときあり

 

次の項目で紹介するストレージサービスはわりとリーズナブルだと思います。

 

ですが、数年前に、毎月課金で、専用サイト(クラウド)でPhotoshopなどを利用するようになった、Adobe社のCreative Cloudというサイトの料金は私の目から見るとかなり高額です。

 

まあ、プロのデザイナーはAdobeの製品を使うしかないし、プロなので、使用量は経費ですから別にどうってことはないのかもしれません。

 

クラウドストレージサービスの例

 

クラウドサービスにはいろいろな種類がありますが、アフィリエイターが使うと便利なのは、クラウドストレージと呼ばれる、さまざまなデータを保存できるサービスです。

 

代表的なクラウドストレージサービスで、実際に私が使っているものを紹介します。

 

Dropbox(ドロップボックス)

 

Dropboxはクラウドストレージサービスの定番で、ひじょうに人気があります。

 

dorp ドロップする box 箱、という名前からわかるように、Dropboxの箱(フォルダ)に、好きなものを何でもドロップすれば、勝手にクラウドにあるサーバーと同期してくれます。

 

同期とは同じ状態にする、シンクロする、ということです。

 

2キガバイトまでなら無料で使えます。私は無料ユーザーです。

 

Dropboxはひじょうにシンプルで使いやすいし、有名なので、iPhoneなどさまざまなデバイスに最初からアプリがついてます。

 

こちらから申し込むと、私とあなたに500 MBずつ容量がプレゼントされますから、よろしければどうぞ⇒Dropboxをやってみる

 

Dropboxについてはこちらの記事でも書いています。

増え続けるパスワード、ログインIDの管理方法。私の場合。

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私のように、インターネットでちょっとしたお小遣い稼ぎをしている人はもちろんのこと、ごくふつうに暮している人も、今は、たくさんのサイトのユーザーネーム、ログインI ...

投稿 2016/07/21

 

Google Drive(グーグルドライブ)

 

Google ドライブは15GBまで無料です。

 

私は毎月2ドル60セントぐらい(230円ぐらい)払って、100GBの容量をもらっています。各種Googleのサービスをよく利用しているのと、Googleフォトに写真を入れているからです。

 

ここもそこそこ使いやすいです。

 

Google ドライブ – 写真やドキュメントなど、ファイルのクラウド ストレージとバックアップ

 

Box(ボックス)

 

Boxも使っています。少しマイナーなサービスかもしれませんが、なかなか便利です。

 

Box | セキュアなファイル共有、ストレージ、コラボレーション

 

トップページの下のほうに「14日無料トライアル」と書いてあるので、「あら、無料サービスはないの?」と思ってしまいますが、個人ユーザーは、10GBまで無料です。

 

トップの「14日無料トライアル」をクリックすると、ビジネス用のプランが出てくるので、Personal のほうをクリックしてください。すると無料プランに申し込むことができます。

 

iCloud(アイクラウド)

 

アップルのサービスはあまり好きではないのですが、iPhoneとiPadを使っているので、一応最低限の中身をiCloudにバックアップ(同期)しています。

 

iCloud – Apple

 

OneDrive(ワンドライブ)

 

Windows 10 の入ったパソコンを買ったら、最初から、OneDriveが入っており、設定など同期しているらしいので(よく知りませんが)使っています。

 

Microsoft OneDrive

 

よく使う画像データや無料素材をぼんぼんほうりこんでいますが、無料で15GBまでもらえるのでなかなかいっぱいになりません。

 

以上が私の使っているストレージですが、ほかにもEvernoteなんてのもありますね。

 

使いやすいものを1つ利用すると、仕事の幅が広がると思います。

 

初心者に一番おすすめなのはDropboxです。
fudeline
きのう風花初芽の購入者さんからこんな主旨のメールをいただきました。

 

スマホのメールアドレスで初芽を購入したから、教材がスマホに届き、どうやって印刷したらいいのかわからない、パソコンのGメールのアドレスで買えばよかった、と。

 

ですが、Gメールはクラウドなので、スマホでもパソコンでもタブレットでも利用できます。

 

まあこの場合はパソコンでインフォトップにアクセスして、また風花初芽をダウンロードすれば済む話です。

 

購入2週間以内なら30回までダウンロードできます。

 

風花初芽のデータはインフォトップのサーバーにあるのですから。

 

もちろんスマホにダウンロードした風花初芽をどこかのクラウドに入れれば、パソコンから簡単にアクセスできます。

 

クラウドサービスを意識したことがない方は、どんなデバイスからでも自分のデータにアクセスできるサービスがあるんだ、ということをこの機会に知ってください。

 

風花初芽の作者の風花未来さんは、風花初芽を買ったら外付けハードディスクに保存することを推奨しています。

 

ですがそんなものを買うと、ハードディスクの中がよけいなファイルでいっぱいになるだけです。

 

人間は、空いたところがあるとどんどん埋めたくなる動物なのです。それよりは、必要な分だけ、クラウドに入れておいたほうがよいと思います。

 

もちろん、これは個人個人の仕事環境や考え方によって違います。

 

私は顧客のメールアドレスや住所氏名といったものは保存してなくていい商売であり、機密性の高い書類も扱っていないので、すべてクラウドに保存しています。