質の良い記事に必要な3つの要素。エトス、パトス、ロゴスとは?

読者のためになる記事ってどんな記事なんだろう?

 

こんなふうに日夜悩んでいる風花初芽実践者の方に、良い記事を良い記事たらしめる3つの要素をお伝えします。

 

エトス、パトス、ロゴスです。

 

 

エトス・パトス・ロゴスって何?

 

エトス、パトス、ロゴスとは、古代ギリシャの哲学者、アリストテレスが「弁論術」という本で提示した、人を説得できるよい演説に必要な要素です。

 

アリストテレスの説得の3要素、とも呼ばれます。

 

スピーチやオーラルプレゼンテーションをするとき、考えるべきことですが、現在は、ビジネスの現場でも取り上げられることがあります。

 

この3つが何であるかは、文脈によって変わります。ビジネスシーンでは、

 

エトス:信頼(話し手の人柄による説得)

パトス:情熱(相手の感情に訴えかけて説得)

ロゴス:論理(理屈による説得)

 

と紹介されることが多いです。

 

人を説得しなければならないのは、初芽式のブログを運営している人も同じです。

 

この3つを意識して記事を書けば、よりよい記事を書けるようになる、と私は考えています。

 

以下、私が思うエトス、パトス、ロゴスについて説明します。

 

エトス:いったい誰が伝えているのか?

 

私の持っている電子辞書、デジタル大辞泉によるとエトス(エートス)は、

 

1.アリストテレス倫理学で、人間が行為の反復によって獲得する持続的な性格・習性

 

2.一般に、ある社会集団・民俗を支配する倫理的な心的態度

こうなっています。
倫理的な心的態度とは、モラルのようなものです。特定の文化の特徴や精神、気質とも言えます。

 

これをブログの記事にあてはめると、

 

●いったいどんな性格の人が書いているのか

 

●いったいどんな考えのもとに書いているのか

 

●そこにあるのはどんな精神なのか

 

これらのことが、読者に伝わっている必要がある、と言えます。

 

その結果、読者は、書き手を信頼し、そこに書かれていることは信じるに足ることである、と判断するのです。

 

私は、エトスを「そのブロガーの哲学」だと考えています。

 

哲学というと難しげですが、要するにその人の人生観や考え方、物の見方が出ていればいいのです。

 

その人がどんな人なのか、書いている人が見えないブログでは、信頼されることはもちろんのこと、読者とうまくコミュニケーションをとることすらできません。

 

この理由から、安易に外注に頼ったり、販売ページの文章を表面的にリライトするべきではないのです。

 

リライトについてはこちらをお読みください。

なぜリライトをしてはいけないのか?オリジナルのコンテンツだから価値がある

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投稿 2016/06/18

 

パトス:情熱を持って語り、読者の心を強く揺さぶる

 

パトスの辞書の定義はこうです。

 

アリストテレス倫理学で、欲情・怒り・恐怖・喜び・憎しみ・哀しみなどの快楽や苦痛を伴う一時的な感情状態、情念。

 

ブロガーの側からパトスを定義すると、自分の信じることを情熱を持って語ること、と言えます。

 

読者の側から言うと、そのブログの記事を読んで、感情が揺さぶられる体験をすることです。

 

記事を読んだあと、読者が何も感じず、「ふ~ん」と思うだけだったら、そこにはパトスはありません。

 

どんな小さなことでもいいのです。

 

記事を読んで読者が「おや?」「ほっこり」「そんなばかな」「なるほど」「そうなんだ」「いや、それは違うでしょ」「バカにしないでよ」などと思うことができれば、そこにパトスはあったといえます。

 

読者の反応はべつにポジティブである必要はありません。

 

人気ブログを運営している人は、必ずとんでもなくネガティブなメールやコメントをもらっているはずです。

 

それはそこにパトスがあるからです。

 

商品を買うという行動を起こしてもらうためには、「おや?」ぐらいの感情の揺れでは足りません。

 

読者の行動を変える大きな力が必要です。

 

パトスを生むためには、その記事を書いている人と読者が、どこかで感情的につながっている必要があります。

 

ロゴス:論理的に語れ

 

ロゴスは、ギリシャ語で、言葉や理性を意味します。適切な言葉を使って、論理的に物ごとを語ることです。

 

風花初芽のブログのすべての記事に、1つずつトピックがあるはずです。

 

トピックとはそのブロガーが語りたいこと。

 

説得力を持つためには、きちんと筋道たてて説明する必要があります。

 

化粧品を紹介する記事で「理由はわからないけど、このクリームとにかくすっごくいいんです」と書いたところで、誰も納得しません。

 

とは言え、説得するのに必要な3つの要素のうち、エトスがすごく強力だったら、理由がなくても「すごい。ほしいわ」と思う人はたくさんいます。

 

芸能人が使っているシャンプーや化粧品はよく売れますが、それはその芸能人にエトスがあるからです。

 

お気に入りのタレントがすすめると、深い理由もなく、どんどん買うファンは大勢います。ファンでなくても買うかもしれません。

 

多くの人は、「あのクリームがあれば自分もお気に入りのスターみたいになれる」というまったく論理的ではない思考をします。

 

しかし一般ブロガーにそんなカリスマ性はありません。

 

ここは、しっかり読者を納得させる必要があります。

 

エトス、パトス、ロゴスは3つとも不可欠

 

アリストテレスは、人を説得するのに、エトス、パトス、ロゴスは3つとも必要だと言いました。

 

また、3つのうちもっとも重要なのはロゴスだとしています。

 

彼は哲学者であり、弟子たちとは散歩しながら議論を交わしていたし、自分の考えを本に書いたので、ロゴスを重要視するのはうなずけます。

 

パトスが一番重要だ、という人もいます。情熱さえあれば、何でもできる、と。

 

私はブログアフィリエイトにおいては、エトスがもっとも重要ではないか、と考えています。

 

書いている人が見える記事、運営者の色が多少なりとも出ているブログでないと、読者は動かないのです。

 

では、特に何のとりえもない、人生に疲れ気味のおばさん(おじさん)である、あなたや私は、どうやってこの3つを獲得したらいいのでしょうか?

 

ロゴスに関しては、風花のライティングの教材をしっかり勉強すれば、十分である、と私は思います⇒風花ライティングパッケージが帰ってきた。記事の書き方を学びたい方へ。

 

文章がそこまでうまくなくても、エトスとパトスがたっぷりあれば何とかなります。

 

多くのブログアフィリエイターは、表面的なロゴスにフォーカスしがちです。コピーライティングさえできれば何でも売れる、と言う人多いですね。

 

もっとエトスとパトスに注意を向けるべきではないでしょうか?

 

では、この大事なエトスとパトスを手に入れるためにはどうしたらいいのか?

 

それはまた、別の記事で説明します。

 

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エトスについてさらに詳しく説明しました⇒どうやったら読者に信頼されるのか。エトスについて考える。

パトスの説明はこちら⇒自分の言葉に命を吹き込む方法。パトスについて考える。

ロゴスはこちら⇒ブログの記事で読者を説得する技術。ロゴスについて考える。