コメントまわりという不毛な行為で貴重な時間を失ってはいけない

 

「コメントまわり」という言葉を聞いたことがありますか?これもアフィリエイト用語ではないでしょうか?今回は、この言葉について説明します。

 

コメントまわりは、「コメント周り」「コメント回り」とも書きます。アフィリエイトの集客法の一つです。

 

なぜこれが集客につながる(と思われている)のでしょうか?

 

コメントまわりとは?

 

コメントまわりとは、自分のサイトやブログの露出を増やすために、人のブログやサイトにコメントをしてまわること、と私は理解しています。

 

その記事に何か物申したいとか、そのブログの管理者と交流したいとか、そういう理由からコメントをするものではありません。

 

あくまでも、初動の動機は、「少しでも自分のブログにアクセスを増やすため」です。

 

今は昔、情報商材(特にアフィリエイトの教材)を紹介(アフィリエイト)するノウハウの中に、1日何時間かコメントまわりをしなければならない、というものがあったようです。

 

コピペでコメント入れていたり、もしかしたらコメントを入れるツールがあったかもしれません。

 

なぜコメントまわりが集客につながるのか?

 

人のブログにコメントを残すことが、なぜ集客につながるのでしょうか?

 

それはコメントを入れた結果として、

 

・コメントが返ってくる(自分のブログに来てもらえる)。
被リンクが増える。

 

この2点がある(と考えられている)からです。

 

コメントが入れば、多くの人が、コメントをくれた人のブログに行って、「コメントありがとう」などとコメントを返します。

 

もらったコメントの最後に、「応援ポチ!」などと書いてある場合は、コメント返しするついでに、自分も相手のランキング応援バナーをクリックすることになっているようです。

 

これを「コメント返し」といいます。年賀状の返事みたいなものでしょうか?

 

ランキングについてはこちらをどうぞ⇒ブログのランキングサイトに登録するメリットとデメリット

 

レシプロシティ(返報性のルール)

 

人間は、誰かからものをもらったら返さなければいけない、と考える心理があります。これをレシプロシティ(reciplocity、返報性のルール)といいます。

 

誰かに何かを渡したら、お返しがあるものと期待し、反対に何かをもらったらお返しをしなければならない、という心理です。

 

もらったのにお返しをしない人は、そのコミュニティからゆるやかに疎外されます。

 

たいていの人が何かもらったらお返ししますよね?私が子どものころ、母は、近所の主婦に夕食のおかずをもらったら、自分もおかずをおすそ分けしていました。

 

ネット上で言えば、Twitterでリツイートされたら、お返しにリツイートするとか、Facebookで「いいね!」されたら、お返しに自分も相手の投稿に「いいね!」することです。

 

多くの人が、無意識に、お返しとして、こういう行動をしています。

 

人間社会に育った人なら、誰でも、ごく自然にこういうことすると思います。特に義理堅いというか、自分の気持より世間体を気にする傾向が強い日本人はなおさらそうでしょう。

 

「お返しをくれ」と言われなくても、自動的にお返しをします。この行動はコミュニティの人間関係を円滑にする機能がありますが、好きでお返ししているわけではないので、もやもや感が残るし、よけいな贈り物(ガラクタ)が増えるという弊害もあります。

 

この心理を見込んで、ビジネスでは、将来お客さんになりそうな人に、先にこちらからいろいろあげます。無料サンプルなんかがそうです。

 

コメントまわりも、こういうビジネスのバリエーションです。

 

ちなみに、被リンクというのは「ひりんく」と読みます。「被」は、被る(こうむる)の「被」。つまり、他人から、何かもらうこと。

 

被リンクはリンクをもらうこと。ネット上のどこかのページから、自分のサイトをリンクしてもらうことです。

 

リンクがわからない人はこちらをどうぞ⇒ブログをリンクするとはどういうことか?

 

自分がコメントを残すとき、自分のサイトのURLを入れておけば、それがそのサイトから、自分のサイトへのリンクとなるわけです。

 

被リンクがたくさんあると、SEO(検索エンジンでの表示順位があがるようにする工夫)で有利とずっと言われていました。

 

ですが、ここ数年は、被リンク効果はないし、むしろ、意図的な、あるいは不自然なリンクはGoogleから、ものすごく評価が悪くなる、と考えられています。

 

Googleは、Googleを使って検索した人が、「おお、この記事、すごい役立つ。私の求めている情報だ」と思うような記事やブログを上位表示したいのですから、被リンクなんて関係ないと言われれば、それはその通りなのです。

 

そのため、今は昔ほどコメントまわりをする人はいないと思います。それに、最近はSNS(フェイスブックやツイターなどのソーシャルネットワークサービス)があるので、SNSを使って、ブログを宣伝(拡散)しろ、と指導している人が多いですね。

 

ちなみに、コメント回りをすると、いろんなブログを見ることになるから勉強になる、とも言われます。

 

しかし、これは後づけの理由です。別にコメントしなくても、黙って相手のブログを見ればそれでじゅうぶん勉強になりますので。

 

さらに、コメントまわりをして、いろいろな人と交流できるからそれが楽しいという人もいます。

 

交流目的でコメントするのはその人の勝手なので止めません。ブログで交流して、人生の質があがった、と思っている人はたくさんいます。

 

コメントまわりのためのコメントまわりは不毛なだけ

 

自分のブログに少しでもアクセスを呼びたい一心でコメントまわりするのは、個人的におすすめしません。

 

私も、以前のブログでアフィリエイト系の人から、たくさんコメントまわりのコメントをもらったし、「応援しますポチ!」というのももらいました。

 

それらのコメントの中身のなさといったら、印刷しただけの年賀状といい勝負です。

 

勉強熱心な私は、最初のうちは一応相手のブログを見に行きました。けれども、「すごいなあ、このブログ、また何度も来よう」というブログにはお目にかかりませんでした。

 

まあ、コメントまわりしている人が運営しているブログでは、たいていアンリミテッドアフィリエイトやルレアを販売していたので、私には用がないものでありました。

 

私のブログを最初からじっくり読めば、私にコメントしても無意味、ということはわかりそうなものです。ですが、コメントまわりの人は、人のブログの記事なんて読んでいません。ほかのブログにもたくさんコメントを入れないといけないので、読んでる時間なんてないのです。

 

もしかしたら、私のブログに訪問する人の目にとまることを期待していたのかもしれませんが、それにしては、中身がなさすぎて、誰の心にも響かないコメントでした。

 

このように実に謎で不毛な活動がコメントまわりなのです。

 

その意味のなさ加減は、フェイスブックの慣れ合いの「いいね!」に匹敵するものです。

 

コメントまわりは、時間がかかるし、疲れるだけです。そんな時間があったら、読者の求めている記事を書いたほうが数倍まし。というのが私の意見です。

 

「でも、稼ぐためにはどうしても必要です!」と言う人や、「やれることは何でもやれ、コメントまわりできない奴はマインドが低い」と言う人もいるかもしれません。

 

ですが、コメントまわりしたって稼げる保証はありません。

 

それに人生は一度きり。不毛な行為で、大切な時間を失ってしまうのはやりきれません。そんな時間があったら、たとえ稼げなくても、昼寝をしているほうが人生が豊かになるのではないでしょうか?

 

アフィリエイトは自分の人生を充実させるためにやるものです。