初めてブログアフィリエイトに挑戦する方のために、インターネットやアフィリエイトに関する耳慣れない用語を解説しています。
今回はサイトマップです。
サイトマップとは何か、なぜ重要なのか、どうやって送信するのか、できるだけわかりやすく書いてみますね。
1.サイトマップとは?(検索エンジン用)
サイトマップは、Sitemap であり、直訳は、「サイトの地図」です。
具体的には、そのサイトの構成を表すものです。
サイトマップを作って、送信しておくと、Googleなどの検索エンジンのクローラー(ロボット、サイトの中をチェックするプログラム)がサイトの概要をつかみやすくなります。
人間世界でも、ディズニーランドなど大きな遊園地や、北海道大学のような敷地面積の広大な大学は、地図がないと迷ってしまいます。
ホームページもこれと同じで、地図を作っておくと、クローラーがそこに何があるか、いつ更新されたのか、理解しやすくなるため、インデックスが促進されます。
インデックスとは、検索エンジンのクローラーが、そのサイトの中身を検索エンジンのデータベースに入れることです。インデックスされないと、検索エンジンに自分のブログがのりません。
サイトマップを送ったからといって、すべてのページがインデックスされるわけではありませんが、インデックスを手助けしてやれば、それだけ早く、検索エンジンのデータにのるわけですね。
検索エンジンに表示されれば、アクセスが増えますので、基本的なSEO(サーチエンジン最適化)のために必須の作業です。
SEOがわからない人はこちらをどうぞ⇒ブログアフィリエイターに必要なSEO(エスイーオー)とは?
こちらはGoogleのサイトマップの説明です⇒サイトマップについて – Search Console ヘルプ
2.人間用のサイトマップとは?
人間用のサイトマップとは、そのサイトの訪問者(ユーザー)の便宜のために作る、記事の一覧や目次のことです。
たとえば、このブログでは、右上の「サイトマップ」というところをクリックすると、
こんなページが出てきて、全記事を一覧できます。
全記事一覧をいきなり出したい場合はこちらをクリック⇒サイトマップ
このブログはカエテンWPというテーマを使っていますが、このテーマでは最初から、サイトマップページがついているので、便利です。
カエテンWPの説明はこちら⇒とても使いやすいWordPress用テンプレート、カエテンWP-JOYのレビュー
たまにサイトマップがあることに気づかず、せっかくあるのに、何も設定せず、「サイトマップ」をクリックするとエラーページが表示されるブログがあります。
もったいないことです。
WordPressの場合、サイトマップがついてないほうが多いので、その場合は、サイトマップを作るプラグイン(たとえば、 PS Auto sitemap) を利用して、記事一覧ページを作ります。
FC2ブログの場合も、サイトマップを作るプラグインがあるので、テンプレートについていない場合は利用してください。
プラグインがわからない人はこちらをどうぞ⇒サイドバーにブログパーツを貼る方法(FC2ブログの場合)
3.XMLファイルとは?
検索エンジン用のサイトマップは、xml ファイルです。XMLとは Xtensible Markup Language のことです。
まあ、こんなことは知らなくてもいいのですが、MLというところが、ちまたでよく聞く、HTMLに似ているということに注目してください。
つまりXMLはマークアップランゲージであり、コンピュータ専用の言語なのです。
HTMLの仲間というわけですね。
XMLはサイトの中身をカタログ化したり、データベースに使う言語です。
サイトマップはXMLにしてやらないと、検索エンジンのロボットには理解できないわけです。
だからサイトマップを作る(生成する)のですが、これは別に自分でやらなくてもいいです。
もちろん自分で作りたい人は作ればいいのですが、WordPressの場合、XMLファイルを作ってくれるプラグインを入れるだけでOKです。
たぶん誰でも使っている必須のプラグインは Google XML Sitemaps というやつです。
これを入れて、有効化すれば、記事を更新するたびに、サイトマップを送信してくれます。
送信してくれますが、ブログを作ったばかりのときと、何かの不調で、あまりクロールされてないと感じたら、Googleのサーチコンソールでサイトマップを送信してください。
4.サイトマップの送り方
サイトマップの送信は、サーチコンソールを利用して行います⇒Search Console – ホーム
サーチコンソールを開ければ、左側のバーの「クロール」のところに、「サイトマップ」と書いてありますので、そこから送信してください。
「サイトマップを追加」をクリックすると、あらかじめ自分のサイトのURLは入っているので、WordPressの場合は、あいているところに、sitemap.xml と入力して送信します。
FC2ブログの場合は、FC2が自動的にサイトマップを作ってくれますので、特に何もやらず、いきなりサーチコンソールに行き、あいてるところに sitemaps.xml と入れて送信します。
FC2は、sitepmaps と Sが入っていることに注意してください。
5.サーチコンソールの登録からサイトマップの送信までの手順
最後に、サーチコンソールに登録し、サイトマップを送信するところまで説明している動画を紹介します。
全部で6分ほどのビデオです。
最初の3分:ウエブマスターツールの登録方法
3分から4分50秒くらいまで:WordPressのブログのサイトマップのURLの確認方法
4分50秒~最後:サイトマップの送信方法
わりとわかりやすい動画ですが、一箇所ミスがあります。
3分54秒のところで、「PS Auto sitemap」を有効化しろ、と言っていますが、2番で言っているように、これは、人間向けのサイトマップを作るプラグインです。
これではなくて、Google XML Sitemaps を有効化してください。
この説明ではわからない、なんてときは、ほかにもサイトマップの送り方を教えている動画はたくさんあるので、いくつか見てください。
今回は、サイトマップの意味と送信方法をお伝えしました。
サイトマップを送信しなくても、時がたてば、クローラーがやってきてくれる可能性が高いですが、まったく来ないこともあります。
これまで一度もサイトマップを送信したことがない方は、早速送信しておいてください。